内観する時に大切なたったひとつのこと

こんにちは。にっこりです。

いかがお過ごしですか。

 

3月末から、ある方のオンラインサロンのお世話になっています。女性限定の。

新型コロナの感染者数は増える一方の緊張感の中、心を軽くするヒントがほしくて参加を始めました。

変わりゆく世界において明るい未来をデザインしていくにはどうしたら・・についてをざっくばらんに話し合う感じの会なのですが、そこでたくさん悩みとして出てきたのは「内省の仕方」でした。サロンを運営されている方も驚かれていたくらい。

 

内省の仕方がわからない。知りたい。

 

コロナ禍の現在、多くの女性が知りたいことは時間活用でも手帳の使い方でもお金の管理でもなかった。

なるほど、確かにそうなのかもしれません。

内省とは自分の心と向き合うこと。

 

そして、内省は難しい。

やり方がわからない、知りたい。どうしたらいい?という気持ち、とてもよーくわかるなあと思いました。

なぜなら、私自身がずっとそうだったから。

自分のことが実は一番わからなかったりする。本音にフタをして生きてきたりするとなおさらです。

 

でも今は、前よりずっとラクにできるようになりました。

内省をする上で一番大切なポイントがわかったからです。

 

一番大切なポイント。

それは、

 

ジャッジしない

 

です。

 

自分の心に向き合ってみる。

色んな気持ちが湧いてくる。

 

湧き上がってくる気持ちというのはキレイなものばかりでなく、ドロドロしていたり、自分勝手だったり、すごくネガティブだったり、母としていかがなものか・・というものもあるわけです。

すると「そんな風に思う私ってダメな母!」とか「なんてネガティブなんだ、前向きにならないといけないのに!」のように、自分が思ったことについついジャッジしてしまうこと、ないでしょうか。私はあります。アドラーや潜在意識の学びをする前は特に。

自分の気持ちに向き合ったあまりに余計に落ち込むというパターン。。

こうなると内省なのだか、反省なのだか、あるいは自分イジメなんだかわからなくなってきます。

 

もう一度、書きます。

内省で大切なのはジャッジしないこと^^

 

ああ、私はこんな風に思っているんだな。こんな感情もあったんだ。そうよね、怖いよね、心配よね。そうか、そんな目標があるんだ。という風にどんな気持ちも、否定も肯定もしない。受容する。自分の気持ちに寄り添う。

 

自分の気持ちを

ジャッジせずに

観察していく

 

すると、自分の気持ちがクリアになっていくように思います。

 

*ちなみに本日のタイトルの“内観”と“内省”はほぼ同じ意味と考えますが、私自身は“内観”という言葉を恩師との学びの中で使っていたのでタイトルにはその言葉を使いました。

 

より良い未来にするための内省だけれど、負の感情もワルモノではない。どんな気持ちも大切な自分の大切な感情とアドラー心理学では考えます。

アドラー心理学をベースとしたELM(エルム)は対人関係のコミュニケーション講座です。内省も自分自身という“人”との対人関係なんですよね。

内観って、どこか咲く前の花のようなイメージがあります。咲くためのエネルギーを蓄えている感じだからでしょうか

 

ELMのテキストには内省とか内観とかいう言葉は特に出てきませんが、心理学を学ぶ上で自分と向き合うことは基本中の基本。

それでいて自分のことってわからなくて難しいので、何度も何度も繰り返しお稽古してきたことです。

結果的に、今まで以上に内観したい現在において、身に着けておいて役立っているスキルだった!とここへきて気づき、ハッとしました。

メンタルヘルスとか心の勉強というとちょっと難しく感じてしまいますが、自分との上手な付き合い方は知っておくといいと改めて感じました。

何かヒントになる部分がありましたら幸いです^^

おがわめぐみ

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妊娠出産子育て期や、40代は女性にとっての過渡期です。変化の波にのまれるのではなく、アドラー心理学などに基づいた「自分の人生をデザイン」していくための知識や...

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