2018年の不妊治療最終日となりました

この空、あなたにはどんな風に見えるでしょうか?

↑本日午前の高輪の空

・・私には悲しい空でした。

「ああ、今年も終わったんだなー」と。

今あらためて見ると、きれいな空だったと思うのですけれど。

イチョウの黄色と空のブルーのコントラストなんか最高ですし。

 

流産手術後から丸二年。

ようやく凍結胚移植をする勇気が出てのチャレンジでしたが、結果はマイナスでありました。

採血結果が出た診察室からの呼び出し。

心臓バクバクで扉を開けましたが、いつもクールな中島みゆき似の女性医師の顔を見て結果はすぐに判る。先生の眉毛はハの字でした。

これまでと同じ、かすってもいない結果でした(ドカーン)。

E2値高めのスタート。それでも自然周期で移植が出来そうということで、エイッと挑戦することを決定。

移植が近づくと耳鳴りやめまい(どんだけ?!)、それでも移植にたどり着いたと思ったら今度は喉の風邪。咳で眠れぬ日々、とまあ、色々やらかしました。

「私は頑張っていないとダメなんだから」

「苦労しないと幸せになれない」

という長年しみついた思考はまだ私の中にあるらしく、まー、こういう結果になったのかなと思います。

どうも、頑張らないこと頑張る、みたいな感じになってしまう。

もっと緩んで、力を抜いて。頑張らなくてOK!って周りの人はアドバイスしてくれるし、私自身、顕在意識では「うんうん、そうよねー」と思うんですけど。

そして、1ミリ単位でも前とは違う自分になっている気はするのですけれど。

ああ、望む世界と違う現実がー・・。

もちろん、産まれるベビー側の気持ちもあるので、あとは何とも。

ともかくも、結果を受け入れるしかない。

 

帰宅して、息子とおやつを食べながら、今年もきょうだいは来ない旨を伝えたところ、がっかりしたらしい7歳男子。

こどもちゃれんじに「はなちゃん」がついてきた3歳頃のそれとは違って、小学1年生の今は以前よりも真剣に(?)きょうだいがほしい気持ちがある様子。

次に彼がしたことは、、

「いつでもうまれてOKだよ」

のメッセージを紙に書いて、窓に、貼る。

空に向かって見えるように。

・・空から見えるかなあ??笑

見えるといいね、ってことで。

あーあ。今年も叶わなかったかー、というところに目を向けるとヒリヒリしますが、しぶとく諦めずに妊活を続けられるメンタル、胚移植をしようと思った勇気、胚移植を出来る状態だった体やお金。応援してくれた夫や息子、友達。

すべての「あるもの」に感謝です。

 

おがわめぐみ

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妊娠出産子育て期や、40代は女性にとっての過渡期です。変化の波にのまれるのではなく、アドラー心理学などに基づいた「自分の人生をデザイン」していくための知識や...

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