歯で悩む。それは産後から始まっていた

歯のことで悩んでいます。

人からはわかりにくいし、生活するにも困るというほど深刻ではないけれど生きていく上でも大事な器官である歯のこと。

私の場合は出産が変化のひとつだと思います。

シェアできることがあるかとしれないので綴ることにしました。

産後と生活の変化

元々、首・肩こりしやすいタイプでしたが息子を出産してから特に首の痛みが悪化。

悩みのタネとなりました。

産後痛いのは腰まわりの声はよく聞いていたけれど、首にくるとは予想外。

息子1歳半の頃、整形外科での診察では異常なし。

「肩こりですね」以上。

首と肩はつながっていますしね。

ストレートネック、授乳、猫背、抱っこひも。

寝ながらの授乳なども。

小さな子どもと一緒に寝るようになり、横向き寝になることが習慣になっていました。

添い乳時には寝返りを打ちたくても好きな時に打てないなんていうことも。

首こりの原因になりそうな心当たりはたくさん。

その都度、マッサージに行ったりストレッチをしてみたりと何とかしのいできました。

首だけでなく歯も痛い

痛みが気になるのは歯についてもでした。

出産前と比べたら痛みを感じることが増えたのです。

夫に息子を預けてやっと歯科医院に行くものの、虫歯はないと言われる。

その都度、知覚過敏の薬を塗り対応。

そんな具合になんとか2年間の母乳育児を終えました。

原因は食いしばりだった

一時よりは良くなった!と感じたのは抱っこひもを卒業した時。

息子3歳くらいのこと。

よかったよかったと思ったのは束の間。

やっぱり時々首が痛む。

そして歯も相変わらず。

ツーンとした虫歯のような痛みではなく、じんわりした鈍痛がして不快でした。

歯科医院を変えて判明したこと。

歯の痛みは歯の食いしばりによるものでした。

噛み合わせも悪い。

普段目に見える歯列ではなく奥歯が問題なのだそうな。

よって矯正をすすめられる。

…というエピソードはその診断時の2年前に旧ブログに書いた通りです。

当時も妊活中。

出費も多く、妊娠出産となったら矯正の痛みを緩和したい時も鎮痛剤は飲めない。

などの理由からマウスピースで対応することになりました。

2年前に作った夜間マウスピース。こちらは完成したばかりの新品時の写真です。

マウスピースで改善

夜間マウスピースを始めてから、首のこりはマシになりました。

何より歯の痛みはなくなる!

やってよかった、マウスピース。

装着時は気持ちの良いものではないけれど、歯の鈍痛から解放されたことは喜びでした。

こんな小さくて薄いシリコン(?)の物体をつけるだけで効果があるとは。

考えた人エライです。

市販のものもあるようですが、私は歯科医院で歯型に合わせて作ったものを使用しています。

根本治療にはならない

マウスピースの寿命は概ね2年。

このほど作り変えも兼ねて歯科医院を受診。

今度は新たな問題発生。

前歯に微妙に隙間が出来ている。

実は自分自身も気になっていたところ。フロスをする時の感じが以前とは違うことに気づいていました。

原因は加齢などによって少しずつ歯が動いたこと。

マウスピースの影響は否定されました。

再び矯正の話になる。ふりだしに戻る感じ。

この先の将来のことを考えると確かにやってみるのは悪くないと思う。

けれど、頭の中ではやはり金銭的なことや痛みのこと、妊活のこと、色んなことがグルグルとまわりました。

歯はコンプレックス

そもそも歯は私にとって長年のコンプレックスのひとつ。

特に前歯の片方は10代の時に神経を抜かれて変色してしまったため、昔々からセラミッククラウンのお世話になっています。

セラミックなので歯全体をホワイトニングしたいと思っても、ここが基準色となるので見違えるような白さには出来ないという問題もある。

20年以上経過しているこちらも交換時期なのだという。

当時より良い材質のものがたくさんあるし、前歯の隙間も直せるということ。

めでたしめでたし。

とはなりませんでした。

隙間を直すためには仮歯で歯の位置をずらしていく処置が必要になるとのこと。

期間は4カ月くらい。

前歯が仮歯で4カ月は長いと私は思う。

しかも噛み合わせの治療にはならないと医師に指摘されると困ってしまう。

歯は大切だと思う気持ちはあるのです。

けれどその治療法については堂々めぐりになって苦しくなってしまったので(笑)、セカンドオピニオンにかかることにしました。

良い歯医者さんはどこに?

歯科医院はたくさんありすぎてどこにかかったら良いのかは悩ましいテーマです。

その上、私は過去の前歯治療の失敗から歯医者さんにあまり良いイメージがないことに改めて気づきました。

良い歯医者さんもいる。

と、良いイメージに切り替えつつ今後の治療を考えたいと思います。

我が子の歯

現在7歳の息子は歯の生え変わり時期の真っ最中。

永久歯と乳歯が混在していて、生えかけの前歯が目立つ時期。

我が子の歯並びは気になるテーマです。

何処も同じでママ友たちとランチをすると、現在、歯の生え方については必ずあがる話題。

せめて我が子には見た目はもちろん、噛み合わせも問題のない歯で大人にしてあげたいと願う親心なのでした。

昨今は前歯の神経を抜くという治療は減っていると聞きますが、息子がひとりで歯科医院に通える年齢(概ね高校生くらいでしょうか)になった時にも、健康面・審美面の両方の意識がある歯科医院のお世話になりたいものです。

↑これは自分自身の失敗からの学び。

いずれにしても、一番はなんといっても虫歯にならないデンタルケアを教えること!

予防歯科の習慣もしかり。

子どもは生まれたと思ったら1歳の頃には歯が生えるので、親がケア・管理する期間は10年くらいかかります。

始めた当初は気が遠くなりました(!)が、気づけば7年が経過。

あともう少しです。

生え変わりの時期に大事なのは歯間のケア。アゴが小さく歯は大きいので歯と歯の間がギュッとしており、磨きにくく虫歯が出来やすいと子ども歯科医院で教えられました。
ノンワックスのフロスだと入りにくく毎晩息子と揉めてやらない日もあるとボヤいたらこちらを勧められました。

ママの歯も大事

ママたちにとっても歯は大事です。

妊娠中の歯科健診は母子手帳にもあるくらいなので忘れにくいですが、出産後は盲点だと思います。

育児期は体の動かし方がそれまでと違うので、歯に影響が及ぶ私のようなケースもあるのではと。

就寝前の歯みがきも時間をかけられない時期ですし、寝落ちしてしまうこともあるでしょう。

骨盤ケアだけでなく体の不調を感じたらデンタルケアも必要かもしれないと思うのでした。

産後の歯科通院は後回しになりがちなことですが、自分の反省も含めて是非に!と思っての記事でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おがわめぐみ

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