妊娠中も乳がん検診は受けられる

10月はピンクリボン月間(間もなく終わってしまいますけれど)です。

この程、ヘアカットに訪れたアヴェダもピンクリボンキャンペーン中。

ハンドリリーフもピンク。サービスのお茶もピンク色のローズヒップティーでした。

ピンクリボンと言えば乳がん検診です。

勤めていた会社では30歳から健康診断に乳がん検査の項目が含まれていて、実際に検査を受けたところ、私は31歳の時に再検査となりました。

この時、すでに妊活中でしたし、以降、妊娠中も検査を受けることになった体験談を交えての記事です。

目次

妊娠中の乳がん検診

タイトルにもありますように、妊娠中でも乳がん検診は受けられます。

X線であるマンモはNGですが、エコー検査はOK。

私自身は31歳の時、乳がん検診で石灰化が見つかり、以降、毎年検診を受けています。

再検査となった時のショックは今も忘れられません。

マンモグラフィーの画像に写った小さな白い点々。ドット柄の石灰化でした。その後、石灰化は減ったと思ったらちょっと増えたり、また減ったり。ただし、鮮明な石灰化なので心配するようなものではない、というのがいつもの診断結果です。

妊娠中の乳がん検診は、妊娠前から毎年お世話になっていた大学病院の乳腺外科の女性医師にすすめられて受診しました。

若干でも石灰化ありなので、授乳生活に入る前に一度検査してもらい安心して出産に臨めました。

授乳中の乳がん検診は

授乳期は乳がん検診はお休み期間。

乳腺が大活躍中のこの時期は検査はしなくてOKと先生。母乳で張ったバストにマンモなんて難しそうですしね。

卒乳したら、久しぶりの乳がん検診。

私は息子2歳過ぎまで授乳をしていたので間が結構空いてしまいましたが、断乳後もしばらく間を空けて、いつものバストの状態になってから受診しました。

厚生労働省が定めた指針によると、乳がん検診は40歳以上の女性で2年に1度です。

けれど、私は石灰化の現象もあるので毎年受けています。

毎年の検査はラクではありませんが、「2年おきにすると、結果的に忘れてしまうから毎年がいい」というのは、乳腺外科の女性医師からのアドバイス。

これは自分のケアまで手が回りにくい、育児期のママにも言えることだそうです。

妊産婦さんの乳がん

31歳の時から毎年受けている乳がん検診時の問診で聞いた気になること。

それは妊娠と乳がんの相関について。知人に妊娠前に乳がん検診でグレーの診断、出産後さらに検査をしたら進行していた・・・という話を聞きショックだったという話をしたところ、「妊娠すると女性ホルモンの数値が上がるため、乳がんが起こりやすくなる人もいる」と先生。

私自身、石灰化持ちで、通常の乳がん検診では「異常なし」とはならないため、引き続き妊活中の身としては気になってしまいます。

女性ホルモンがあがる!と喜んでばかりはいられないこともあるのだなと。

出産後の乳がん検査は卒乳してからが基本ですが、授乳期であってもバストに違和感がある場合は、乳腺外科を受診することが大事だとアドバイスを受けました。

最後に

国立がん研究センターがん対策情報センターの統計をみると、乳がんの罹患率は30歳台後半から増加し、40歳台後半から50歳台前半でピークに。

初産年齢が30歳を超えた今の日本では30代後半で出産育児をする人も増えている中、慌ただしい毎日のどこかで予約をして検査を受けての乳がん検査は受けにくいこともあります。

けれど、子どもと一緒に元気にいるためには大事な検査だと今年も思うのでした。

おがわめぐみ

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妊娠出産子育て期や、40代は女性にとっての過渡期です。変化の波にのまれるのではなく、アドラー心理学などに基づいた「自分の人生をデザイン」していくための知識や...

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