何を着たら良いのだろうか?問題

「さて、何を着よう・・。」悩ましい季節がやってきました。

季節の変わり目だから。

それはもちろん。でもそれだけではないのです。

何か新しい服を買おうにも、どれを買ったら良いのかがわからない。

春めいてきてうれしい気持ちとは裏腹に“何を着ようか問題”は、ここ数年間の私のテーマであります。

母になり服の好みが変わったというより、着ていくシーンが変わりました。結果、着る服はガラリと変わるように。こんなラクな服があったんだ!という楽しい発見もありますが、着たい服を着る機会は激減。

目次

ほしい服が見つからないワケは

本来、オシャレするのは好き。服も大好き。

にもかかわらずオシャレをする楽しさよりも悩みの方が大きくなってしまうという困った現象。

考えられる理由は3つほど。

1:年齢的な問題

以前は好きなブランドやショップがあって、そこへ行けば着たい服を見つけることはそう難しいことではありませんでした。

でも現在は、、

好きな服と似合う服が必ずしも一致しない。

年齢を重ねた自分にどんな服が似合うのかわからなくなった。

一体、どこへ行ったら着たい服が見つかるのかもわからないというおしゃれジプシー状態。

2:母としての服が一番必要なのだけれど・

現在、自分にとってメインの役割はママであること。

学校行事、ママたちとの交流会、習い事への付き添い。ママとして着ていくシーンが中心。

派手過ぎず、地味過ぎない服。

年齢に合っているものがいいけれど、老けて見えるのは避けたくて、目立たない服装がいいけれど、でもさりげなくオシャレ感も大事にしたい。それでいて自転車にも乗れる服(!)。

と、これを書いていて「そりゃ難しいでしょ」と自分自身にツッコミ。

安っぽいのはNGだけれど、値の張るものは何着も買えないという予算の問題も。

3:本当に着たい服は着ていく機会がない服!

この理由、ちょっとわかりにくいでしょうか?

着たい服と着ていく場所が一致しないという事態は、母になって起こりました。

元々、私はワンピースが好きでした。

マタニティ授乳服の知識はあったため、妊娠・授乳期にワンピースで困るという事態には陥らずに済み、当時はまだそれなりにオシャレも楽しめていました。

(妊娠や授乳を機に着る服が変わったという方もいらっしゃるかもしれませんね)

問題はそれ以降。

成長した息子と公園通いが始まった頃から。

まずは公園に着ていく服で悩み始める。

出産後もエルゴ抱っことベビーカーはワンピースファッションでもまだ問題がなかった。

でも公園はちょっと厳しい。しかも自転車。

息子とは思い切り遊びたい。

動きやすく汚れても気にならない服が必要になる。

そしてそれに合う靴。さらにそこに合うソックスとなるともうお手上げ(!)。

元々デニムがはきなれているタイプではなかったし、スニーカーもあんまり好きではない。

アラフォーのデニムファッションはカジュアルのサジ加減が大事。ということはわかる。

一歩間違うと部屋着になる危険性もあるし、と。

若いママだったならこんなことで悩まないのだろうな・・と思ったことも多々。

続いて幼稚園入園。

バス停への送り迎え、園行事で浮かない服をメインにワードローブは変わっていきました。

自分なりの好みもできるだけ大事にはしつつ、でも園ママでなかったら買わなかったであろう服が増えていきました。

理想は園ママとしての服と、何の縛りもなく自分が着たいと思う服の両方を手に入れること。

でもそれは現実として予算的にも厳しいですし、自分が着たい服を買ったとしても「ところでいつ着るの、これ?」になる。

結局、ママとして着る服を用意するのが一番安心、出番も多い。

ママ雑誌やママ友のファッションを参考にしながら、日々着るものはどうにか形にはしていましたが、「ヘンじゃないかな?」という不安と、無難なものを着ておけば取り合えずヨシというぬるい安心感と、「もっとオシャレしたいなー」という気持ちがいつもありました。

子どもが成長してきて

昨年には息子が小学校へ入学し、ママとして出ていく機会は減少傾向に。

以前よりは自分自身が着たいものを着てもいいかな?という状況になってきました。

・・ところが今度は、着たい服がわからない!

出産後、着たい服から遠ざかっていたツケか。

悩むのが好きという性格だからか。笑

ネットやお店で見てみてもほしい服が見つからない!という新たな課題が。

せっかくオシャレしようかという気持ちになってきたのに、くじけそうになる。

まだまだオシャレを楽しみたい

‥という話を元仕事仲間のスタイリストさんやヘアメイクさんにボヤいてみたものの、ピンとこない様子でした。(皆、子どもはいません。)

基本的に、いつも自分の着たい服を着て生きている人々。

人をステキに見せることが得意な人たち。

クライアントの希望を聞いて、提案することも得意な人たち。

着るものに悩む私のような40代ママをどうか助けてー!と現在打診中です。

ヘアメイクのように一回のレッスンである程度のことが済むというテーマではないですし、お悩みの内容によっても解決方法は様々。

体形やライフスタイルもまちまちでしょう。

紙媒体の撮影でもスタイリングというのは一番打ち合わせ時間がかかるものです。

一度の打ち合わせでは終わらず、依頼をしてコーディネイトをチェックして、、と複数の工程がかかります。

どんな風にしたら良いのかは現在模索中ですが、アラフォー世代で小さな子を持つママがママとしてのファッションを楽しめるような何かが出来たらいいなと思っています。

楽しみにしていてくださいね!

 

 

おがわめぐみ

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妊娠出産子育て期や、40代は女性にとっての過渡期です。変化の波にのまれるのではなく、アドラー心理学などに基づいた「自分の人生をデザイン」していくための知識や...

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  1. すみ

    はじめまして。
    いつもにっこりさんのブログ更新を楽しみにしています、すみと申します。

    私も高齢出産でちびにこくんと同じ年の娘が1人います。

    洋服問題。
    フルタイムで働いている私にとってはホントに悩ましい限りです。
    正直、そんなに服にはウエイトをおいていませんでしたが、久しぶりに着てみるとあら??似合わない?なんて事もザラにあって。
    今日の記事、読んでいて大きくうなずいてしまい、初コメントしてしまいました。
    この前、娘から「ママ、もっと明るい色のお洋服着てよ!似合うよ!」って言われてハッとしました。
    年齢や着ていく場所等に縛られていて、自分の好きな、着たいと思う洋服を見て見ぬふりしていたなぁと。
    なんか上手いことまとめられないのですが、娘の一言で、いろんな制約があったりもするけれど、今日が一番若い(笑)し、時間は限られているし、だから、私は自分が着たい洋服を、自分が心地よく、にっこりと出来る洋服を着ようとひそかにおもいました。

    更新、学校行事、ご自分の事、たくさん有ると思いますが、ご自愛くださいね。
    にっこりさんの優しい、まっすぐなところ、大好きです。

    • おがわめぐみにっこり

      すみ様
      コメントありがとうございます^^
      感激するやら、恐縮するやらでアワアワしてしまいました。
      同じ年の娘さんがいらっしゃるんですね。

      今日が一番若い、その通りです。笑
      「自分が着たい服を~にっこりと出来る洋服を」のくだり、ああ、気持ちが伝わっているなあと感じて特にすごくうれしかったです。
      やさしいお言葉もありがとうございます。ああ、色々まだまだ頑張ろう!って思いました。

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