【秋冬編】授乳服は必要?

本日は授乳服のお話です。

フォーマルなものからパジャマまで、授乳機能付きの衣料は色々ありますが、ここでは普段使いの授乳服を中心にお話します。

母乳育児をしている、あるいは母乳育児をしたいと考えている、あなたのご参考になればうれしいです^^

目次

授乳服は必要?

まず授乳服は必要?という問いに対して。

 

私の意見は「必要」でも「不要」でもなく

「あると便利」

というスタンスです。

 

「持っていた方がいい」とも「いや、必要ないでしょ」とも違う。

あれば便利だけれど、多少の不便が気にならないのなら、なくても問題ない。

ざっくり考えても数百点以上の授乳服を見てきた中での結論。

 

(どちらかというと「必要」と言いたいのは授乳服より授乳下着です。)

必要かどうかは季節によって違う!

しかしながら、この意見には季節によって変わります。

なぜなら、授乳=肌を出すことだから。

これは実際に授乳をする身になって実感としてわかるようになったこと。

 

「授乳は幸せな時間♡」なんていう出産前のふんわりしたイメージとは違い、リアルな授乳はママは毎回肌を出すわけで、つまり寒い季節はより寒い!んですね。

秋冬生まれのベビーで寒い時期と頻回授乳の時期が重なる場合、授乳服は持っていた方がいいと私は思います。

秋冬授乳と心の余裕

冬は朝の着替えも億劫になりませんか。

理由は「寒いから」。

肌を出したくない。ぬくぬくと温まったパジャマを脱ぎたくない。

 

授乳服を着る最大のメリットは肌の露出を抑えられること。

少ない露出で授乳が出来るので、ママの

 

授乳=寒くて苦痛

 

という悩みも解消!

 

寒いって侮れないもの。

寒いとそれだけで辛いし億劫にもなりますが、寒くなければ頻回授乳にも苦にならず対応できる。心にも余裕ができます。

育児はそれでなくても心がアップアップしがち。

心の余裕を作るには何を着て過ごすか?もひそかに大切だったりします。

 

授乳服を着る着ない、ひとつの判断基準

とはいえ、授乳服を着るか着ないかの判断は人それぞれ。

 

ひとつの判断基準としては、授乳をする際に「スースーして寒いなあ・・」が苦にならないあなたは授乳服不要。

一方で「寒いのはイヤ。(ママ自身が)なるべく機嫌よく授乳したい」と考えるあなたは授乳服がおすすめです。

寒さの感じ方や気になる度合いって本当に人それぞれ。

なので着るか?着ないか?をひとまとめにするには無理があるんですよね。

授乳と生活環境

授乳服を語る上で見逃されがちなこと。

それは生活環境です。

核家族で昼間はママとベビーのみなら、授乳時にどんな姿であろうと問題ないかもしれませんし、二世代同居で義両親や実父がいるという場合は、なるべく目立たず授乳したいのではないでしょうか。

第二子第三子の場合は、いつも自室で授乳できるとは限りませんし。

もっとも、この場合、秋冬かどうかは関係ないですね^^;

普段は必要ないけれど年末年始の帰省時には必要、電車や飛行機で帰省するので車内・機内で授乳する場合、必要とする方がいらっしゃると思います。このあたりはケースバイケースですね。

私が授乳服を着ていたワケ

私自身は2年4ヵ月に及んだ授乳生活で、授乳服をかなりよく着ていました。

特に出産後初めての冬はほぼ毎日着ていたと記憶しています。

重ね着しないでもあたたかい授乳服を探して買い足していたほど(それはウールのタートルネックセーター型授乳服でした)。

 

そこまでのあたたかさにこだわった理由は2つありました。

ひとつは寒がり体質だったこと。

少しの寒さもイヤだった。

 

もうひとつは

 

「寒さや冷えは母乳の出に影響する」

 

という助産師さんからのアドバイスからでした。

どちらかというと母乳がジャンジャン出たタイプではなかったので、そのあたりは大切にしていました。なるべく母乳をたくさん飲ませてあげたかったから。

そしてそして。

元々授乳服はなくてもいいかな、と考えていた私が授乳服を頻繁に着る人になった一番の理由。

それは

 

とにかく便利で快適だったから!

 

に他なりません。

あのラクチンさとストレスフリーな着用感は一度知ってしまうと普通服を着てまくり上げる・・という授乳は出来ませんでした。

核家族でワンオペ育児でしたが、自分のために着ていました。

授乳服を販売していた頃は「私はたぶん着ない」派でありましたが(!)、実際に出産→母乳育児をしてみたらガラリと変わった考え方でした。

まとめ

授乳服についての記事はたくさん見かけますが、一般的なことだったり、個人的な内容が多く、もっと深い部分に突っ込んだ内容を!と思っての本日の記事でした。

衣服造形的な観点や機能面だけでなく、何を着て過ごすか?は心にも影響を与えるもの。

着ることでストレスが軽減されたらそれはステキですし、一方で便利だけれど着ることで気持ちが沈むという場合もあるかもしれません。

ここで大切なのはあなたの気持ちです。

着る着ないを誰かの意見で判断するのではなく、あなたがどうしたいか?を常に大切に。

 

季節や生活環境によっても、授乳服についての考え方は変わってきます。

あなたが大事にしていることや生活環境を考慮した上で、授乳服の必要性を感じていただけたらなと思います^^

 

今回は秋冬編でした。

春夏でも考え方は変わってきますのでそちらはまた季節が変わる頃アップしますね!

おがわめぐみ

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