マタニティブラは必要か？を考える上で大事なこと

マタニティブラ、授乳ブラとも呼ばれる産前産後に着けるブラジャーについてのお話。

これまで当たり前のように着けてきたブラジャーも妊娠・授乳期になると“専用”のものがあるのはどうしてなのか？気になる方は多いと思います。

マタニティブラが必要な理由とは？

これについて、ごくごくシンプルに答えるならば「美胸と母乳のため」と私なら答えます。

母としての母乳のこと、女性としてのバストラインのこと。どちらも大事なことです。

まず、美胸のためのマタニティブラとは

プレママ・ママにとってのブラジャーは卒乳後のバストまでも考えたバストラインケアを担うアイテムです。

着けている時にバストを形良く見せるだけでなく、重みを増した妊娠授乳期のバストをしっかり支え、下垂を予防します。

同時に着けて苦しくない工夫も。

たっぷりとしたカップ容量や幅広ストラップ、妊娠週数や授乳の前後で変わるバストサイズの変化に対応する素材など様々な配慮がなされています。

次に母乳のためのマタニティブラは

妊娠するとバストは母乳の準備開始。乳腺が発達したり、血液量も増えてくるので（母乳って血液です）、寄せたり盛ったりするためのブラはバストを圧迫し、血流を悪くする。よってバストにやさしく締め付けないマタニティブラに切り替えるのがベター。というのはよく耳にすることだと思います。

これについて詳しく記したのは以下の記事です↓

母乳のためにもブラジャーは着けた方がいいワケとは？

と、ここまでは一般的なマタニティブラ論です。

マタニティブラが必要なのはどんな人？

さて、ここからはタイトルにもした本題です。

マタニティブラは必要か？を考える上で大事だと思うこと。

それは着けるプレママ・ママ自身が、どう在りたいか？ということです。妊娠中から卒乳後、どんなバストラインで在りたいのか。

昨今のブラジャー市場を見ていて強く感じるようになったことであります。

ノンワイヤーやカップ付きキャミなどの普及により、ワイヤー入りブラジャーをつける人は減少傾向です。

多くの女性が寄せて上げるワイヤー入りブラを“普通に”着けていた時代には、やさしく支えるマタニティブラジャーは妊娠したら必要になるものだったと思います。

けれど、妊娠前からソフトでラクなブラジャーを着けていたら、妊娠したからといって、マタニティブラに切り替える必要性を感じないケースが増えてきていると。

これらを踏まえて私が考えるマタニティブラが必要な人・そうでない人を以下にまとめてみました。

マタニティブラは必要ない人

まず、ワイヤーはイヤだし、バストトップがひびかなくて、今のバストラインがだいたいきれいに見えるならそれでOK。という場合は、あえてのマタニティブラはなくてもよいのかなと思います。

マタニティブラが必要な人

一方で、授乳後のバストラインも気になるし、年を重ねてもスタイルを意識していきたいと考える人にとって、バストが大きく変化する妊娠授乳期はブラジャーのことをより真剣に考える時。

マタニティブラが必要な人です。

もうひとつ。「在り方」以前に、元々のバストサイズのこともあります。

生まれつきグラマーバストに恵まれた方は、より下垂しやすい条件下にある妊娠授乳期にブラジャーをうまく活用してバストラインを守ってほしい！と、プチサイズの私などは願っています。

正解・不正解はない

マタニティブラをつけたら正解、着けなかったら不正解などではないのです。

しつこいようですが大事なのは在り方かと。自分がどう在りたいかによって決めるのですから、どちらも正解とも言えると思います。

日本にはバストを支えつつもラクな着け心地で、授乳もラクなマタニティ授乳ブラが色々あります。着けずに過ごすのはもったいない！と思っていた私は「マタニティブラは必要な人」でした。

私自身、妊娠前のバストは大きくなく（！）、下垂してしまうリスクはグラマーさんよりは低かったわけですが、今以上にしぼんだり垂れたりしてしまったら相当悲しいことになる・・・という意識は高かったので、ブラ選びは真剣でした。

とはいえ、いつもマタニティブラをきっちり着けていたわけでもなかったです。

体調がイマイチの日、今日はリラックスしたい日などにはパッド付きキャミやハーフトップなどで過ごす日ももちろんありました。

最後に

「マタニティブラ　必要」のようなワード検索でこのブログに訪れてくれる方はアメブロ時代も現在も多くいらっしゃいます。

検索しようと思われている時点でバストやブラジャーへの関心は高いと勝手に予想していますがいかがでしょうか？

ブラジャーの種類も増え、女性とブラジャーとの付き合い方も変わりつつある昨今、マタニティブラも理論的に必要不要と言い切れない時代になってきたと感じての記事でした。