復職、ブラジャーはどうする?
旧ブログ内において、現在もよく読まれている記事のひとつです。
今回は復職とブラジャーの話に授乳のことも加えたお話です。
目次
復職とブラジャー
復職をする時はきっと色んな不安があることでしょう。
仕事、家事、育児のことがメインになるのは当然のこと。
でも、それだけではありません。
仕事復帰を控えたり、果たしたママたちと話していると産後の自分の体形に自信をなくしているエピソードを話してくれる方も多いです。
ママ業メインで過ごしていた生活は一転。
昼間は働く女性に戻るわけです。
「働く私」が着る服は「子どもと公園に行く私」の服とは違います。
授乳をしてバストラインの変化を感じる方も多い。
きれいめブラウスやジャケットは、やはりシュッとしたバストラインで着たほうがよく似合うということ、皆さんよくわかっていらっしゃるのです。
バストラインを整えるにはブラジャーが一番です。
Photo by Nathan Dumlao on Unsplash
パリッとした働くファッションの女性とベビーの姿。住んでいる地域で夕方見かけることが多いですが(朝はパパなのか?)、「かっこいいなあ」と会社勤めはしていない私などは尊敬のまなざしで見てしまいます。
復職と母乳育児
復職を控えた母乳育児をどうするか?は大きく3つに分かれるようです。
●母乳育児を続ける
●復職前に断乳する
●朝夜のみで昼間はナシ
それぞれにメリット、デメリットがあります。
「母乳育児を続ける」の場合、昼間は搾乳が必要に。搾乳する場所、保管する場所、受け入れる保育施設を見つけなければなりません。
私が勤めていたのは育児系の部署だったこともあり、それをしやすい環境だったのかもしれません。
身近に復職後も母乳育児を続ける先輩ママがいました。
当初、私はその姿を知っていただけに“これが一般的なのだ”と思っていましたが、後になってそうとも言えないことに気づきました。
搾乳した冷凍母乳に対応してくれる保育施設はそう多くはないんですね。
「復職前に断乳する」と仕事はしやすいでしょう。一方で母子のスキンシップが薄れてお互いにさみしくなるかもしれません。
「朝夜のみで昼間はナシ」は周りで結構よく聞きます。環境の変化が心配な中で、朝と夜だけでもこれまで通り授乳をしたら子どもも安心する時間が持てると思います。
ただし、昼間は授乳ナシにするには母乳のコントロールが難しいことも。
育休中から少しずつ昼間の授乳を減らすなどの工夫が必要になるでしょう。
ブラジャーの選び方
今度はブラジャーについて考えてみましょう。
復職時の母乳育児がどんな具合か?によって選ぶブラジャーは違ってきます。
「母乳育児を続ける」場合
これまで通り、授乳ブラジャーをつけ続けましょう。
授乳ブラジャーではなくハーフトップ派だった、という場合はワコールマタニティの2WAYマミーブラがおすすめです。
こちらのブラジャーはブラジャーを苦しく感じやすい妊娠中も着けられるように工夫されたもの。
ワイヤーが食い込みにくい工夫や、カップ台からアンダーバストをぐるりと囲むベルトの素材が柔らかくて伸びが良いという特徴があります。
それでいてバストラインはキレイです。
本来、妊婦さん向けに作られたものですが、ワイヤー入りブラに戻りたいけれど、普通のワイヤー入りブラはハードルが高い・・と感じる方にはおすすめです。
カップをサッと下げるだけで授乳も簡単にできるので、搾乳もしやすいと思います。
「朝夜のみで昼間はナシ」の場合
こちらも「母乳育児を続ける場合」とほぼ同じです。
まだ母乳をつくっているバストですので、カーブがきついワイヤーでカップが硬い素材で作られた普通ブラよりも、授乳ブラのほうが良いと思います。
ワコールマタニティには産後専用の授乳ブラもあります。
私も断乳を視野に入れたころから産後専用授乳ブラに切り替えました。
サイドにボーンが入っていたり脇高であったりと、産前産後兼用ブラよりもしっかりサポートしてくれる着け心地。
アンダーのベルトはより普通ブラに近いので着けると背筋がしゃんと伸びる感じですが、背中のお肉が乗らないような工夫もされていて、さすがの一枚なのです。
卒乳後に使い続けることも考慮されており、バストラインのシルエットを調節できるパッド付き。
卒乳したら普通ワイヤーブラにスッキリ切り替えることが苦にならない方なら良いのですが、少しずつ戻していきたいと考える方には(私はこっち派でした)、産後専用授乳ブラはおすすめです。
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同様に、ワイヤー入りなのに着け心地が苦しくなく、バストラインがきれい。
それでいて母乳育児を続けている方向きなのはL字型のワイヤー入りの授乳ブラジャーです。
通常のワイヤーと違って苦しくなりにくいワイヤーの形状が普通のブラとは違います。
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「復職前に断乳」した場合
この場合はシンプル。
普通ブラジャーに戻ればOK。
妊娠授乳期にラクなハーフトップやカップ付きキャミのようなものしか着なかったという場合には、いきなり普通ブラに戻るのは苦しく感じる方もいらっしゃるかもしれません。
まずはノンワイヤーブラから再スタートするのも良いでしょう。
この場合、S、Mのようなざっくりしたサイズのものではなく、カップとアンダーで普通のワイヤーブラと同様にサイズが選べるようなものがおすすめです。
カップやカップ台がしっかりしていて、後ろのホックやストラップでジャストサイズに調整ができるブラは、バストラインを整え、キープしてくれます。
徐々に慣れたら、ワイヤー入りでも苦しくない工夫がされているもの、サポート力が高いもの、シルエットのきれいなものに少しずつ切りかえましょう。
個人的には産後専用のワイヤー入り授乳ブラもおすすめ。
「え?卒乳しているのに?」との声も聞こえてきそうですが、産後専用のそれは普通ブラに比べるとワイヤーのカーブなどがゆったりしているので、卒乳後まだ間もないバストにも合う形だからです。
いわゆる“育乳ブラ”の最初のステップもバストの土台をサポートしていくという点で、共通していると思います。
最後に
復職する時のベビーの月齢も違うでしょうし、ママの求めるバストラインも異なってくるものです。
ここでは、シュッとしたキレイなバストラインを目指すママを想定して書いてみました^^
ご参考になったらうれしいです。
読んでくださり、ありがとうございました。
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