フィッシング詐欺!他人事じゃなかった話
こんにちは。にっこりです。
いかがお過ごしですか。
「フィッシング詐欺」なんて他人事だと思っていました。つい昨日までは!
ですが、自分事になりました。
クレジットカード番号、セキュリティコード、生年月日、暗証番号。
全部入力してしまいましたよ。。
すべてを入力して“更新”をクリックした後、なかなか進まない画面と「暗証番号の桁が違うよね?」という小さな疑問が頭の片隅に。
「ん?おかしくない?!」と気づき、慌てて画面を閉じました。
オンラインで買い物をする機会がますます増えたwith コロナの今。
私のような目に合わないように何か参考になればと思ったので、シェアさせてください。
目次
なくてはならないネット通販
問題のメールはAmazonを名乗るものでした。
元々通販はよく利用する方でしたし、コロナのことがあり、ますますその利用回数は増えていました。一日に数回利用することもしばしば。
事の発端は寝る前のメールチェック。
Amazonからのメールが4通。
うち2通は本物、うち2通はニセモノでした。
一見、送信元は同じ。受信トレイにずらりと並んでいるとすべて同じに見えます。
ただし、ニセモノメールのタイトルには【重要】の文字が。
私にとってなくてはならないAmazon様。
重要なお知らせって何だろう?と開くと、
決済情報にエラーが出ているので、設定しなおしてね
という内容でした(ざっくり要約してあります)。
おお、それは大変だわと即入力。
Amazonが使えないと私、困りますから。
で、冒頭のようにカード情報をバンバン入力
↓
もしやおかしい?と気づき
↓
青くなる。。
今思えば、そんな大事なことをあんな形で連絡が来ること自体おかしいと気づくのですが。
いつも利用しているし、頼りにしていて、なくてはならないと思う存在ゆえに「使えないと困る」気持ちが先走り、冷静さを失っていたように思います。
本物のようなニセモノ
なぜ、もっと早くおかしいと気づかなかったのか??
私自身もそう思います。
けれど、おかしいということが1ミリもわからないくらい、“カード番号の再設定画面”はまんまAmazonでした。。
配色もデザインもまるごとAmazon。
日々、何度も見ていてもニセモノとはわからないほどの見た目だったんですよね。
ネット通販を利用する上でなくてはならないのがクレジットカードです
加えて、本物メールと並んでメールボックスに入っていると
全く見分けがつかない!
のでした。特にスマホアプリ上のメールボックスってタイトルも短く入っているせいかPCのそれよりわかりにくい気がする。
本当に怖いことだなと思います。。
オンラインショッピングは便利で良いことばかりではなく、リスクもあることを再確認した出来事です・・
フィッシングにあったかも!と気づいてから、問題のメールをよくよく確認すると送信先がおかしいということに気づきました。
パッと見た感じでは全くわからないので注意が本当に必要ですね。。
カード会社の対応
今回、被害にあったかも・・と気づいたのは夜23時過ぎ。
カード会社のサポートセンターはやっておらず、対処法はネットで調べて出来ることをとにかくやり(カード情報を通販サイトから消す、パスワード変更)、翌朝まで待ちました。
翌朝、一番にサポートセンターに電話したところ幸いにも不正利用はなかった!!とわかり、脱力。
けれど、カードは再発行した方が安心ということになりました。
こういった場合の再発行料は無料で対応してもらえるそうで感謝でした。
後で知りましたが、サポートセンターの営業時間外は「紛失・盗難センター」があるんですね。
こちらは24時間対応。
早急にカード停止を行う為の専用ダイヤルがあることを知りました。
他にも、利用していたカードには盗難保険が付帯。
万一、カードが不正使用された場合は、紛失・盗難を届けた60日前にさかのぼり、それ以降の損害額をカード会社が負担してくれることもわかりました。
このあたりはカード会社によるかもしれませんので、あなたの利用カードの盗難保険情報をご確認ください。
フィッシングに合わないために出来ること
気づけばネット通販利用は20年以上になります。
Amazonや楽天のネット通販を利用するのも2000年頃からと、早かったほう。
自分自身、通販会社勤務だったこともあり、通販の魅力や信頼感は高めなのかもしれません。
電子メール生活も20年以上。
不審なメールもごくたまに届きますが、迷惑メールフィルターもあるし、セキュリティ対策もしている(夫が)。
それでも時々届く明らかに怪しいメールは自分で削除していました。
ですが、今回ばかりは気づきませんでした。。
鈍い私が出来そうな、今後の対策を考えてみました。
「重要なお知らせ」メールには注意する!
その上で公式サイトを確認して同様のお知らせがあるのか?確認する。添付ファイルがあるかどうかも要チェック。*今回はAmazonロゴが添付されていた。今思えばかなり不自然
メール内のURLは気楽にクリックしない
URLっていちいち確認しませんがそれ自体がおかしかったり、メールの発信元やメール内容に不審なところがないか?一呼吸してからクリックするかを考える
決済についての登録変更がある時は正しいWEBサイトから
メールから登録変更画面に飛ぶのは簡単ですが(今回の私がまさにそれ!)変更事項がある時は、必ず公式サイトからにする
総務省のサイト「フィッシング詐欺に注意」
を見ると、ああ、これはまさに私です私です・・の内容が載っていました。
こちらの注意事項は役に立つので「私は大丈夫」とは思わずに(って、以前の私がそうでしたけれど・・)一読しておかれるといいと思います。
もし、私のようにフィッシング詐欺にカード情報を入力してしまった後に、「あ!」と気づいた場合の対処法も普段から頭に入れておいたり、メモしておくといいですね。
その時になるとテンぱってしまい、どうしたら良いのか考えられないので。
利用しているカード会社の紛失・盗難時の連絡先はすぐにわかるようにしておくだけでもいいと思います。(え?そんなの基本でしょ、とおっしゃる方、素晴らしいです!)
最後に
withコロナの今、ネット通販はなくてはならない存在。
本当に頼りにしていますが、カード情報という大切な情報を使う行為でもあります。
しかも、アダルトサイトや出会い系のようなものではなく、大勢の人が利用しているAmazonのようなサイトを名乗られたら警戒心はないにも等しかった、、というのが率直な気持ちでした。
本物のAmazonのセキュリティが厳しくても、その名を利用したものはまた別の問題なんですよね。
自分の甘さを反省したとともに、今後も利用していく上で気をつけるところはしっかりしていこうと思いました。
あまりにも気軽にネット通販を利用していましたが、気を引き締めるところは引き締めないと。
まさか私が、とは思わず、私にも起こりうることがわかった今回でした。
再発行カードが届いたら、あちこちへカード情報を入力しなおしです^^;
その時間もバカになりません。二度とこのようにならないように気をつけます!
コメント ( 0 )
トラックバックは利用できません。
この記事へのコメントはありません。