だいじょぶだあと言ってほしかった・・

こんにちは、にっこりです。

タイトルからお察しの通りではありますが、、志村けんさんの訃報にとてもとてもショックを受けています。。

ドリフを見て育った世代。

今日は気持ちが明るくなるような話題をと思っていましたが、難しいので今の気持ちのままに書こうと思います。

心の勉強をしたことでラクになったこと、よくなったことは？と聞かれたら私の場合は次のようなことがあげられます。

自分を以前よりも好きになった。

新しいことにチャレンジしやすくなったり。

人の失敗にも寛容になった。

 

ああ、学んでよかったなと思いますが、そうはいっても生きていると上手くいかない時だってもちろんあります。気弱になるのもそんな時。すると、、

 

ついつい自分責めをしてしまう。

自分の考えに自信が持てない。

不安な気持ちが押し寄せてくることがあります。

 

こんな時、つぶやくと気が楽になる私にとっての３つの魔法の言葉はコレ↓

 

「まー、いっか」

「だいじょぶだあ」

「これでいいのだ」

 

です。

中でも不安な気持ちの時に効果があるのは「だいじょぶだあ」。

まさに今のような新型コロナのことで不安が・・という時。この1ヵ月以上でもどれだけ救われたかわかりません。

「だいじょぶだあ」の言葉はもちろん、志村さんの口調と声をイメージします。

叱咤激励系ではなくて、ゆるく寄り添う感じがいいのだなと今これを書いていて思いました。

訃報を知った小２の息子からは「え？じゃあバカ殿はどうなるの？志村どうぶつ園は？だいじょぶだあは？へんなおじさんは？？」。

どれも大好きな番組たち。

０歳の頃から息子はバカ殿にクギづけでした。

 

…ええとね。

代わりにできる人なんていないね。

そもそもね、誰もがみんな、代わりになる人なんていない。

誰もがみんな世界に一人しかいない。

誰もがみんなかけがえのない人。

 

というようなことを息子と話しながら、グッときてしまいました。

もう新作のバカ殿が見られないなんて！寂しすぎる。。

 

みんなが大切な人で、みんながつながっている。

アドラー心理学が考える人が幸せに生きる上で大切なことに「共同体感覚」というのがあります。

 

人は全体の一部であること。

全体と共に生きていること。

 

例えば食べ物ひとつをとっても、作物を育て収穫してくれる人がいて、それを加工したり運んでくれる人がいて、お店で売ってくれる人がいて、私たちは買うことができる。

たくさんの人の力があり、私たちは助け合って生きている。

見えないけれど、お互いに影響し合い、つながって生きている。

 

新型コロナに関しても、

「自分には関係のないこと」と考えるか。

「みんなで力を合わせて困難を乗り切ろう」と考えるか。

どう考えるかは自由ではありますが、私は後者で生きていきたい。

 

不安なニュースが続いている中に、さらに悲しいニュースで涙が出ますが、子どもにもわかる「面白い！」という感覚や、笑うことの楽しさを常に教え続けてくれた志村けんさんに、心から感謝します。