失敗させる子育て

こんばんは。

ママのキレイとハッピーを応援♡

ELM勇気づけリーダーの

にっこりことおがわめぐみです。

夏休みがスタートして一週間。学校や習い事(夏休みスケジュールで休みのところも)の時間に追われない生活は心地よくもあり、一方でほぼ一日中、息子の「おかあさんおかあさん」攻撃。

昼過ぎになると「なんか疲れた」状態になる母です。汗

夏休みはまだ始まったばかり!(写真はイメージです)

目次

失敗していい!

さて本日のタイトル。

「失敗させる子育て」

とはこれいかに?

 

アドラー流の子育てといえば「勇気づけ」「ほめない、叱らない」が代表的なところですが、この中に加えたいのは「失敗させる」ところだと思います。

失敗も経験させてみるというスタンス。

 

我が子は大切な存在です。

そんな我が子にはなるべく失敗させたくない、イヤな思いはさせたくないのが親心。私にもそういう気持ちはもちろんあります。

 

失敗させたくないと考える理由は色々ですが、そのおおもとにあるのは

 

失敗 = 悪いこと

 

という考え方。

親として我が子には正しく生きてほしいと願う気持ちから、なるべく失敗はさけて・・・という思いはよくわかるのです。

けれど。

 

失敗しない人間はいません(!)

 

人は誰もが不完全。

完璧な人はいないのですから、いかに失敗しないようにするか?に親が気を配るよりも、失敗した時にどうしたらよいか?そんな心を育てていくことが親としてできることなのだと。

このことをアドラー心理学ベースの親子心理学講座SMILEで学んだ時、私は目からウロコでした。

一昨年の夏休みは補助なし自転車特訓。最初は転びそうになりましたが、失敗からコツを学び自転車の乗り方を身につけました

我が子への勇気くじき

このブログも度々登場していることですが、、

 

勇気とは   ⇒  困難を乗り越える力

勇気づけとは ⇒ 困難を乗り越える力を与えること

 

日々の生活の中で、我が子への勇気づけや、勇気づけの方法を伝えていくのが勇気づけの子育て。

では、勇気づけの反対、勇気くじきはどんなことなのか?と言いますと、代表的なのは

 

甘やかし

 

具体的には、子どものチャレンジの機会を奪うこと、子どもが出来ることを親がやってしまう、などが挙げられます。

子どもに任せるよりも親が動いてしまった方が何倍も速い!ラク!ということは多々ありますので、時間に余裕がない時などは、私もついついやってしまう時があります。汗

ですが、なるべく息子自身が考え、行動する機会を大事にするよう意識しています。

7歳からの勇気づけ

私が本格的に勇気づけを学びはじめたのは息子が年中の時でした。

まだこの頃は息子と離れて過ごすのは幼稚園にいる時だけ。園やや習い事への送迎、習い事の最中、土日などはすべてハハコは一緒。勇気づけの機会は今ほどではなかったかと。

けれど小学校入学と共に生活はずいぶん変化。

息子が一人で行動する時間がとても増えました。

通学、お友達と子どもだけで公園で遊ぶ時間が出てきたのも小学校入学後から。

 

親はずっと我が子について行くわけにはいかないのだな。

少しずつ確実に離れていくのだな。

そして大人になっていくのだな。。

そんな風に実感したのもこの頃でした。

 

子育ての最終目標は子どもの自立です。

 

失敗してもいい。

大事なことは失敗しても自分で立ち上がれる人になること。その練習を子どもの頃から身につけていくのが勇気づけの子育てなのです。

人生で失敗しないための方法ではない。

だから「勇気づけ」の子育ては時に厳しい。

ああ、それをやったら失敗するだろうなあ・・と親にはわかることも、やらせてみる。

実際に失敗してみないとわからないことも多いから。でも見守る。ダメだった時の解決法や気持ちへの寄り添い方を伝えられるのは実際に失敗した時だから出来ること。

自分自身のこれまでも振り返っても、失敗がきっかけで新たな可能性を発見したり、ステップアップの起点となったことも多くあります。

だから失敗はチャンス。失敗は経験。

してダメなことではないと考えるのがアドラー流なのです。

イメージと実際にやってみるのは違うこともたくさんあります。料理もその一つ。刃物も登場!年齢が上がってくるとチャレンジするには危険が伴うことも出てきますが、そこも大人になっていく上で避けられないんですよね

親が安心したいから

親は子どもになるべく失敗させないように、あれこれアドバイスしたり、先回りして準備したりすることもできます(もちろん、安全を確保することは大事です)。

時間に遅れないようにこまめに声掛けしたり、したくをしたり。小さいうちから色んな習い事をさせるなども。

その目的は何か??

と、問われたら「我が子に幸せになってほしいから」であることは間違いないです。

けれど、勇気づけの子育てを知り、子に色々とやりたくなってしまうのは愛情だけでなく「親の自分が安心したいから」という一面もあることに気づきました。

人より早く出来ていることがあると、親は安心です。親が準備をした方が間違いも少なくて安心。メリットももちろんあると思います。

そもそも我が子は赤ちゃんの時から一緒なわけですから、子のために親が動くこと自体「普通」で「当然」のような感覚もありました。

でも、子どもの成長と共に少しずつ、子どものことは子どもがやるように切り替えていくこと。親は心配ですけれど。苦笑

大事なのは「この子なら出来る、大丈夫」という我が子への信頼感です。

失敗とサポート

現在息子は小学二年生。小学校の生活にも一通り慣れてきて、段取りも息子なりにわかっている。

なので、息子ができることは本人に任せるようにしています(もっと早いうちからこれをされているご家庭も多いと思います)。

学校や習い事の準備や時間の管理などがその代表的なところです。

今週はこんな出来事がありました。

夏休みのプール講習。日によって始まる時間が異なるのですが、これも息子に確認→準備を任せておきました。

当日、かなり余裕をもって準備が終わった息子。

「出来たね、早く準備出来ると気持ちがいいねー」などと声掛けをしつつ、何となく母が時間割を見てみると、なんとすでに受付が始まる時間!

息子の確認ミスです。

受付時間とプール指導開始時間を見間違えていたもよう。

彼がこの日の検定を楽しみにしていたことは母も知っていたので、ここは助け船。急いで学校に送りました。

母は息子の応援係。

助けを求められたら手伝います(いつもいつもではないけれど)。

最後に

失敗もさせてみる子育て。あなたはどう感じたでしょうか?

「私失敗しないので」なんて言えたらカッコいい!と思いつつ、私自身はたくさん失敗してきた人間なので(笑)、間違ってもいいんだよ、失敗してもいいんだよ。と言える子育て法を知り、すごく気がラクになりました。

失敗する自分 = 不完全な自分 を受け入れられるようになると、人は自分にやさしくなれますし、周りの失敗した人にも寛容になれると思います。

息子と共に、母の私も成長中です^^

失敗との向き合い方はELM(エルム)講座でも扱っているテーマです。興味ある!という方、夏休み明けにお会いしましょう。最後、宣伝みたいですみませーん。

 

 

 

 

 

おがわめぐみ

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