子どもとの茶道体験は良いものでした

こんにちは、にっこりです^^

長かったような、あっという間だったような我が子の夏休み。終わりました!

 

夏休みモードが抜けないのは息子だけではなく私も同様。

夏休みであることを言いワケに(汗)ブログも勇気づけリーダーとしての活動もほぼお休み状態にて失礼しました。

本日からまた頑張りますのでよろしくお願いいたします!

セミの鳴き声が近くで聞こえるとどこで鳴いているのか?その姿を確認しないと気が済まない小2男子と過ごした夏。自分ひとりならすぐ済む買い物も息子と一緒だと・・。贅沢な時間の使い方をさせてもらいました。笑

 

夏休み明け初日は、夏休みレポートのような記事になります。

 

この夏、息子と色んなことをしましたがその中のひとつがお茶会への参加。茶道のほうの。

かつての師匠が子ども向けに企画してくださり、息子や姪甥たちを引き連れて茶道体験をしてきました。

上は中1、下は1歳7ヵ月、計8名(!)の子どもたち。

師匠は母の友人。

家族ぐるみで古くからの付き合いゆえに実現できたことですが、なかなか貴重な体験をさせてもらったと感謝です。

好奇心旺盛な1歳姪が触っては大変!な高価なものが溢れる茶室にて、緊張感のある体験でもありました。笑

 

流派は表千家。

私自身は19歳から7年ほど習いましたが、、まだまだ一通りも出来ていないという奥の深い世界です。

夏のしつらえのお茶室。ガラス製のなつめや水指に涼を感じる。かつて毎週見ていた光景は今では特別なものに感じます

 

トルコブルー色の菓子器。

中は、、

ひまわりモチーフの練り切り。

大人も子どももこれを見てにっこり。

お茶席なんて初めての子どもたちですが、お茶室のシーンとした空気感や子どもたちなりに「お茶ってお行儀よくするものだよね?」といったイメージはあるらしく、普段は大騒ぎの彼らも可能な限りピッと座って、ご亭主である先生に教えられるままに静かにお菓子を食べ、薄茶をいただく。

やってはいけない動作はピッと指摘もされます。

座席の関係上、次客は息子に(!)。

子どもの中ではトップバッターに飲む息子のようすをのぞき込む姪甥たち。気になるよねえ。

どの子も全部飲みました。感想はみな「美味しかった!」そうな。

 

私自身、お茶室に入るのは15年以上ぶり(!)。

息子と一緒は初めて。久しぶりのお茶室体験はとても良いものでした。

何が良かったか?って、茶道は日本の家での基本的なマナーが学べるということ。

例えば、茶室(や玄関)に上がる時の靴の脱ぎ方や、座礼の仕方。

家で親に言われても「ふーん」と言った感じだった息子たちも、先生に教えられると「そうか」という感じで真似していました。帰宅してからも靴の脱ぎ方を復習したり。

夏は御簾(みす)なのでやりませんでしたが、ここが障子の時は正しい開け方も学べるんですよね。

季節ごとに変わる茶室の中は何度見ても感服。一方で、ついこの外した障子をしまっておくスペースのことを考えてしまう(!)狭い都心暮らしの悲しい頭の中。苦笑

 

出席者のほとんどに薄茶がまわるという茶会も終盤の頃、先生からの無茶ぶり。

久しぶりにお点前をしてみたら?の言葉に固まるかつての弟子。

 

とんでもない!!

 

と丁重にお断りしたものの、雰囲気的にやらざるを得ない感じになり、結果、お点前席(と、名前すらわからない)に座る。

時計も指輪もつけたままにて失礼します

久方ぶりのお点前は、、頭で考えるよりも手が動く感じに自分が一番驚く。もちろん、つぎはぎな感じで「出来た」とは決して言えるものではないのですけれど。

息子や甥姪たちには、難しそうな茶道もコツコツ習えば多少は出来るようになるよと言うことが伝わったらいいなと思いました(希望)。

 

・・というのはやっぱり大人の勝手な考え。

お茶会終了後の小2息子と小1甥の会話。

 

たくさん土下座したね!!

うん、みんなで土下座だったね!!

 

大きめにズッコケました、かーさんは。

とはいえ、これもまた良い思い出です。

 

お茶会終了後、猛烈に読みたくなり購入したのはこちらの本。

映画版も見たい!

主人公の茶道への感じ方が「あるある」「わかる!」が連発で、読んでいてとても楽しい本でした。

 

さらに驚いたのは、サブタイトルにもなっている

15のしあわせ。

 

この15の中にはなんとアドラー心理学や潜在意識の学びとの共通点も多くて驚きました。

例えば

 

今、ここにいること

 

であったりとか。

 

頭で考えようとしないこと、成長を待つことなども。

(どれも今の自分に必要なメッセージがぎっしり詰まったかのようにも感じました)

 

アプローチの仕方は違っても、言っていることは同じことなんだなあと。

茶道というと日本式と思っていたけれど、たどり着くところは皆同じというのが興味深かったです。

 

個人的には国語的な表現も素晴らしくて文章のとりこにもなりました。

なんて素敵な表現なのだろう!と鳥肌が立つ言い回しもたくさん。

夏休み、あまり本を読みませんでしたけれど(!)、読書の秋ももうすぐ。秋の夜長にまた読み返したい本です。

 

かなり徒然記事にてこれまた失礼いたしました。

皆さんの夏休みはいかがでしたか??

今月の終わり頃、カジュアルな感じのお茶会(茶道ではないほうの)をしようと思っておりますので、私でよろしければあなたのお話聞かせてください^^

ELM(エルム)第2期も準備スタートしたいところ。*開催は来月になるかと思います。

こちらは恐らく今年最後になりますので、あわせてご検討いただけるとうれしいです。

おがわめぐみ

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妊娠出産子育て期や、40代は女性にとっての過渡期です。変化の波にのまれるのではなく、アドラー心理学などに基づいた「自分の人生をデザイン」していくための知識や...

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