“勇気づけ”と言われても正直ピンときていなかった話
さて、突然ですが
「勇気づけ」と聞いてあなたはどう感じますか?
「こんな感じかな」とすぐにイメージできるでしょうか。
正直、私はピンときませんでした(!)。
今では「勇気づけリーダー」を名乗り、ほぼ毎日“勇気づけ”タグをつけたブログを書いているにもかかわらず。
勇気づけと言われてもピンとこなかった原因。
それは日本語に訳すにはうまい言葉がなく、ニュアンス的に無理があるからなのでした。
日本のアドラー心理学の第一人者 野田俊作氏の著書から判明。見つけた時は思わず鼻の穴がふくらんだくらい「だからなのね!」と思いました
アドラー心理学は元々はドイツ語であり英語に翻訳され、さらに日本語になったもの。
ELMは「エンカレッジメント リーダー マニュアル」の頭文字をとって、エルムといいます。
英語のエンカレッジメント(encouragement)を日本語に訳すと「勇気づけ」。
ゆえに日本では勇気づけ、勇気づけと言われていますが、英語の「カレッジ(courage)」にあたる言葉はドイツ語では「ムート(mut)」。これは日本語でいうと「気」という言葉なのだそうです。
なので、アドラー心理学でいうところの「勇気」は「バイタリティ」のようなもの。
じゃあ、バイタリティって日本語では?と調べますと、
生命力
活力
活気
のような意味です。
やる気、元気、猪木も近い意味だと私は解釈しました(結構本気で)。
ELMにはそんな意味があるのでした
というわけで、活気ある人生を送りたいのなら、やっぱり勇気づけって大切です。
そして、大切な我が子の人生もそうしてほしいと願うのであれば、まずはママが自分自身を勇気づけられるようになること。
ママの勇気を子どもに与えて、子どもにも勇気づけの方法を伝えていく。
そんな循環をしていきたいといつも思います^^
で、さらに。
前出の野田俊作氏が同じく著書の中に書かれていたのは、アドラー心理学は「お稽古ごと」であり、本を読んでもわかりにくいということ。
私自身、師匠のブログを長年読んでいたので「勇気づけってこんな感じかな?」と多少は理解していたつもりでしたが、その後、直接会って話して「マジ勇気づけスゲー!」となり、クラスに通い、今の私があります。
読んでいるだけじゃわからないことがたくさんありました。
師匠の原田綾子さん。ELM開発者のおひとりでもあります。綾子さん自身、勇気づけで人生を大きく変えた方です
と、最後宣伝のようになってしまいましたが(汗)勇気づけって言われてもピンとこないわ、というかつての私のような方に少しでも伝わるといいなと思っての記事でした。
本日もお読みくださりありがとうございました^^
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