パンツ型妊婦帯のすすめ

こんにちは、にっこりです^^

アメブロにある旧ブログ内で、現在もよく読まれている記事のひとつ。

それは「マタニティガードルのすすめ」です。

2008年10月に書いたこちらの記事、現在も主張したいことは基本的に同じなのですが、10年以上経過した今読み直してみて、ある大事なことに気づく!というわけで緊急に(?)こちらで新たにリライトすることにしました。

目次

マタニティガードルは死語になりつつある

ある大事なこととはマタニティガードルという名称のこと。

2019年1月現在、マタニティ下着メーカーさんの多くがマタニティガードルという呼び名をやめるようになっているんですね。

では代わりになんと呼ぶようになったか?といいますと、それは

パンツ型妊婦帯 。

妊婦帯パンツタイプなどとも呼ばれているようです。

要するにガードルという呼び方をやめてしまったわけです。

どう違う?パンツ型妊婦帯とマタニティガードル

呼び名が変わった理由は、少なくとも二つ挙げられると思います。

その1

使用する素材がトリコットやメッシュ素材など、一般的なガードルに使われているものは激減し、綿混率の高いカットソー素材(ショーツに近い)で作られるものが主流に。

素材が変わったことにより一層ガードル感はなくなり、オーバーショーツのような、パンツのようなアイテムが多くなった。

その2

これまでもマタニティガードルの多くは、一般的な補整ガードルとは着用感、着用目的が異なり「ガードル」という呼び名自体、誤解を与えがちだった。

ガードル ₌ 苦しい

というイメージを持つ方は多く、日本女性のガードル離れは進んでいます。

「生まれて初めてはくガードルは産後ガードル」なんていう方も多いとか(某下着メーカーの方談)。

補整ガードルの中には実際にハードなものもあるので、ガードルは苦しくないとは言い切れません。

けれど、少なくともマタニティガードルは使われている素材や見た目は「ガードル」でも、着用感はマタニティガードルと普通ガードルは別物といえました。確かにわかりにくい。

そんなこともあり、従来マタニティガードルと呼んでいたものを「パンツ型妊婦帯」と呼ぶマタニティ下着メーカーは増えていましたが、ついにワコールマタニティも妊婦帯・パンツタイプと名称を変えています(私の中では結構な衝撃!)。

ワコールマタニティでは以前、マミングサポートとか産前用マタニティサポートという風に呼んでいました。「普通のガードルとは違うのよ、妊婦さんのためのサポート下着なのよ」ということをわかりやすく伝えるためにでしょう。

従来マミングサポートと呼ばれていたそれは、今では「お腹・腰サポートの妊婦帯パンツタイプ」というカテゴリーとなっています。

他のメーカーやショップでも名称を変えたところはここ数年で多くありました。

しかしながら、商品の特徴や着用目的は大きくは変わりません。

妊婦帯の着用目的は、大事なお腹の保温とサポート、保護です。

上の子と下の子の年齢が離れた妊娠出産をする方には、名称の変化は混乱にならないだろうか?とちょっと心配にもなります。

でもこれも、ユーザーである多くの妊婦さんによりわかりやすく、抵抗なく身につけてもらうための工夫なのだろうなあと思います。

パンツ型妊婦帯のすすめ

で、本題です。

2008年10月に「マタニティガードルのすすめ」を書いた時とは、マタニティ下着の品揃えもまた変化があります(だって10年以上前ですものね・・)。

当時その記事を書こうと思った理由は、妊娠授乳によるバスト下垂や、産後の体形ケアへの意識がある方は多かったけれど、妊娠中のヒップラインはノーマークという方が多かった。

産後になって慌てないように、産前から下着選びの重要性を啓蒙したいとの気持ちからでした。

妊娠中からもヒップラインを大切にしてほしいとの思いは現在も同じですが、ケアの仕方は10年前とは変わってきています。

ここで、10年前の私の考えをおさらい↓

妊娠中もヒップラインを守るために出来ることとは?

●ヒップアップの運動を欠かさない → でも、妊娠中は難しいと守りに入っていた

●ヒップラインを崩さないインナーをつける → ヒップサポートボトムスはごく少ないため、ロングタイプの妊婦帯を選ぼう

とまあ、対応策は「ロングタイプの妊婦帯」くらいという、控えめな意見。汗

でも現在は出来ることがまた違ってきました。

●まず、一つ目のヒップアップの運動について。

妊娠経験はなく、マタニティエクササイズの知識も乏しかった当時。妊婦さんはむやみな運動は控えた方がとりあえず安心としていましたが、その後、妊娠出産を経験。

妊娠中はマタニティエクササイズの総本山、自由が丘「ハイハットスタジオ」にてマタニティヨガやビクスを習う。

スタジオインストラクターさんによるマタニティスロートレーニングのDVDを購入し、自宅でもエクササイズ。

妊娠中に出来る運動もあるのだと知りました。

その他、産後に再入会したジムのスタジオプログラムでもヒップラインケアのためのストレッチを知る。

一般的なヒップアップのための激しい筋トレとは違いますが、簡単なストレッチでもヒップが崩れないようにする方法はあります。

例えば、太もも裏の筋肉 ハムストリングを座ったままストレッチ。太もも裏の筋肉が硬くなるとヒップのお肉も下に引っ張られて、結果ヒップラインの崩れになるそうです(!)。

お尻のほっぺのお肉 大臀筋をキュッと引き締めるような動きも地味にヒップケア。同時に股関節も動くので骨盤ケアにもなります。←このあたり、動画とかにしたらよいのでしょうけれど、それはパーツ的にもハードル高くて省略です。ごめんなさい!

●次に、二つ目のヒップラインを崩さないインナーについて。

10年前はヒップサポート機能がついた妊婦帯というのは本当に少なくて選べない感じでした。

でもこれも今は違います。

パンツ型妊婦帯と言われるようになったのは、同時にマタニティショーツの機能も兼ねた一枚ばきができる妊婦帯が増えたから。

お腹だけでなく、ヒップへのサポート機能がついたパンツ型妊婦帯が現在はたくさんあります。これはとってもうれしいこと!

40代妊婦さんに知ってほしい

あらためて今回、妊婦帯やマタニティ期のヒップラインについて書きながら感じたこと。

「これ、若い妊婦さんではなくて、30代後半や40代妊婦さんにこそ、知ってほしいことだなあ」と。

私自身現在44歳。前回の妊娠生活は36歳でした。

前回も高齢妊婦の年齢ではありましたが、当時の体と今を比べてみてもやっぱり違うんですね。

具体的には皮膚のハリや筋肉の感じ(!)。

なるべく気を付けてケアは心掛けていますが年齢なりの変化はどうしてもあります。

以前は多かった20代での出産なら、状況は変わってくると思うのです。

だってプリプリなんですもの。

体も戻りやすいでしょう。ああ、復元力。

「妊婦帯?つけなくても大丈夫だったよ」なんてセリフも出てくると思う。やっぱり若さは強いです。笑

一方、エイジングによる体の変化と妊娠による体の変化がダブルとなる40代妊娠は、体への負担も大きい。

これは大事にケアした方がいいです。下着やストレッチなどを上手に取り入れつつ。

妊娠線クリームだけでなく、お腹の皮膚への負担を減らす上でも、妊婦帯の着用は一役買うと言われています。

叶美香さんの「座る時はヒップをつぶさないように持ち上げてから座ります」発言ではないですけれど(!)、少しの意識と積み重ねはあなどれません。

産後のボディラインまで心配する余裕はないという声も聞こえてきそうな40代妊娠ではありますが、「妊婦帯を身につけよう」と思った時には、ヒップのこともちょっと思い出していただけるとうれしいです。

おがわめぐみ

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妊娠出産子育て期や、40代は女性にとっての過渡期です。変化の波にのまれるのではなく、アドラー心理学などに基づいた「自分の人生をデザイン」していくための知識や...

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