好きなことがわからなくなってしまったママへ

本日はママや妊婦さんのための心のお話。

テーマはママ自身の「好きなことについて」です。

目次

気づいたら、好きなことがわからなくなっていた!

好きなことはなんですか?

何をしている時が楽しい?

ワクワクするのはどんな時?

こんな風に聞かれて、あなたはどんな風にこたえますか。

答えられたらとってもステキ!

好きなことをしたり考えたりすることはワクワクしますし、あなたのまわりのエネルギーもきっと明るいことでしょう^^

 

・・私はというと、この質問に答えられませんでした。

自分にとって好きなことってなんだろう?

ワクワクすることなんて、わからないかも。。

わからなくなっていたことすら、気づきませんでした。

「好き」がわからなくなった原因

それはアドラー心理学や潜在意識など、心の勉強を始めた時に気づきました。

今の自分を見つめる機会が増えましたら、まー、わからない。自分のことなのに。苦笑

以前はもっと好きなことがあったはず。

私の場合は、ウィンドーショッピングとか、仕事終わりのビール!とか。岩盤浴でゆっくりしたり、時間を気にせず読書にふけるとかでした。

でも今は?

自分のことなのに自分のことがわからないという現象。

それは自分の軸がなくなったようなものでした。

私はどこへいった?

軸は自分以外の人に移っていました。

私の場合は夫や子どもです。

例えば、何か外で食べる時は子どもが食べられるもの、子どもが好きなもの。

アツアツのラーメン食べたいなあ、でも我慢して食べやすいファストだ。ナゲットのソースは本当はマスタードが好きだけど、子どもが食べられるバーベキュー味にしとこう。

育児中心で今日も予定通りにはいかないタイムスケジュール。

出来ていないことがまだ色々あるのに、夕方にはすでに自分の電池が切れそう。。

でも夫だって仕事して帰ってくるのだから、私も頑張って夜ごはんもきちんと作っておかないと!!

・・というようなことを繰り返しているうちに、自分が好きなことやしたいことは心の奥へ。

どこのママにもある光景ではないでしょうか。けれども。。

妊娠中から始まっている?!

子どもが生まれてからに限りません。

お腹に命がいると知った時から、女性の生活は変わることが多々。

好きだった嗜好品をやめる。ちょっと苦手だった食べ物も赤ちゃんのために、体のためにと食べる。

レジャーや運動、夜更かしなどこれまで好きだったことを中止する。妊娠中からベビーから少しだけ離れる時間が出来るまでしばらくの間。

もちろん、これらはうれしい我慢だということはわかっている。

けれど、そうだとすっきり思えない時だってありませんか。私は正直ありました。苦笑

でも、そんなこと言ってはいられない。だって私、おかあさんになるんだし!と妊娠中を過ごし、出産→育児で現在に至ります。

「好き」を取り戻す方法

家族のために頑張ることは本来ステキなことです。

でも「自分の好きなことがわからなくなってきた・・」とか、さらに「こんなに頑張っているのに」とか「なんで私ばっかり」というモヤモヤした気持ちが出てきたら注意信号。

解決方法は実はシンプルなことです。

 

自分の気持ちを大事にしてあげること。

 

「そんなの難しい」

「それは無理なのでは」

なんて声もあるでしょうか。

アドラー心理学や潜在意識について学ぶまでは、そんな風な考え方があるなんて私は知らなかったので、これを知ったときは衝撃的でしたし目からウロコでした。

自分を気持ちを大事にするって当たり前のようで、実は出来ていないという人、結構いると思うのです。自分の気持ちを大事にすることは相手を大事にしないということではなくて、自分も相手も大事にすること。どんな風にそうするか?という方法を学べるのがアドラー心理学をベースとしたクラス、ELMです。

根底にあったものは

好きなことがわからない!というのは一緒にアドラーを学んだ同期たち(みんな妻であり母)の中にも多く、「自分のこと一番わかってないのは自分だった!」と大笑いするしかない状況。

そんなやり取りをする中で、ある同期の言葉に私はドキリとし、そして激しく共感したのでした。

こんな言葉です。

「人を育てるという責任感は自分を見失わせる」

妊娠出産をして母になって。

命を守り、ちゃんとした人になるよう育てなければ!という気持ちでいっぱいだったんだよねえ、私たち。と。

気づいたら自分を見失うほどになっていたけれど、それは必死でやってきた結果。

根底にあるのは愛です、愛!

これに気付くとこれまでの自分、よくやった!と思えるし、自分が自分にOKを出せれば人からの評価も気にならなくなる。好きなこともわかってくるようになります。

・・と、これを書いていても思うのです。

「ああ、そうか、そういうことだったんだなー」と。

子育ては昔から多くの人が続けてきたことだけれど、その重責って相当なものではと。

でも、自分を取り戻し、自分も大事にしながら子育てを楽しむ世界があるということを知ってから、私はすごく生きやすくなりました。

多くのママや女性たちと共有したいことです。

幸せなママになろう

母になり、子どもを大切にすることばかり考えてしまいがちですが、自分のことも大事にしていい。

これを育児期に知ることができたことは、私にとって大きな出来事でした。

自覚はなかったのですが、それまで私は立派なおかあさんを目指していたように思います。

結婚7年目にしてようやく授かった我が子を幸せにしたい気持ちで必死でしたが、自分の気持ちはすっかり置いてけぼりでした。

そして自分が出来たところよりも、出来ないところばかり注目し、ダメ出ししていた。

自分自身との付き合い方を学び、勇気づけ、周りの人も勇気づける方法を身に着ける方法がプロフィールのところにも書いてありますELM(エルム)というカリキュラムです。

ELMを人に教えられる資格を取ったのは2018年3月のこと。

ああ、間もなく一年になります(!)。

なのに、まだ一度も講座は開いたことがないです。汗

資格を取得した理由は他でもなく、これを学ぶことで幸せなママがきっと増える!と思えたから。

すでに開催中のメイクレッスンもママの好きなことを応援したかったこと、ウキウキや幸せを感じてほしかったからに他なりません。

今年はELMも開催します(準備しますね!)。

子どもは宝ですが、その子どもを育てる大人たちだって宝です。

 

おがわめぐみ

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妊娠出産子育て期や、40代は女性にとっての過渡期です。変化の波にのまれるのではなく、アドラー心理学などに基づいた「自分の人生をデザイン」していくための知識や...

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